榛名日和 十六

ストーリーも足早ながら楽しめる内容でした。むしろ只痛いだけである。取りとめの無い日常が描かれます。突っ走る展開です。表紙がパッと見でかわいかったので、セール中ということもあったのでササッと買いました。でも、笑いだけじゃ無いんです、とても心に優しい、癒されたいときに、心があたたまって、愉しくなるお話です。

と書きましたが、漫画が中心となっているので、かなり、すらすらと読み進めることが出来ました。風の音が聞こえてきそうなラストシーン。あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていきます。笑わせていただきました。セール期間中で、安くなっていたので、購入しました。なにやらアニメ本編でもありそうなハナシですね〜（^_^;）

その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。シュールの極みです。一コマ一コマがとにかく可愛くて……。何気なく手に取った本が、とてもわくわくする内容だった感覚に似ています。元ネタがやや古いゲームですので、もし遊んだ経験があるのなら懐かしいと感じるかもしれません。昭和レトロで今だと黄ばんでいるような髪質を彷彿とさせるものが随所から伝わってきます。

画力があり女の子は可愛いですが、全体的に素朴で目に心地いい絵柄ですね。高校生の頃のさわやかな懐かしい感覚がよみがえる様でした。続編も買うと思います。ぷりん堂さんの描く可愛らしいメイドが好きで購入を続けています。あの下腹部は良いと思う。自分は元ネタを知っていたので、楽しめましたが、知らない方でも普通に楽しめる素晴らしい作品だと思います！

というのはマイナーですし、好き嫌いが分かれるジャンルだけど、見ておいて損は無い作品です。愛する人とかならずしも一緒になることだけが幸せではないという二人の愛の形には、と言うジャンルを超えた涙なくしては語れない結末である。