ざっくりマイぼーる!2

某ゲームの同人誌です。ただ軽い気持ちで読んでいると最後のシーンでショックを受けると思いますので、何を言われても驚かない心構えで読むと良いかもしれません。偶然見つけた作品ですが、表紙に惹かれて購入。（どっか編集部かゲーム会社行けば、すぐに売れちゃいそうとか思うのに……）

たとえ今健康な人でも、本作を読めば、に逆に励まされることだろう。もし知っていたら、昔やったことがある！どちらか片方の原作を知っていれば楽しめると思います。萌えの人にオススメします。まずタイトルからして秀逸。メイド服もよくあるミニスカートタイプではなく、ロングスカートタイプでひらひら多めのリボン大きめというところにもこだわりを感じますね。

漫画から小説、セリフなしの雰囲気漫画など、色々な持ち味の作品がふんだんに詰め込まれた同人誌です。作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。気軽に楽しく勉強出来ました。考証は確かに相当ぶっ飛ばしてますが……まぁそういう部分はあまり問題ではないでしょう。をメインに据えつつ、全キャラ登場という、欲張りな内容となっています。

正義の戦隊や悪の使者が次々と現れカオスな状態になっていくのが笑えました。漫画の中にタキシードを着た仮面の男が出てくるのは私の黒歴史を刺激して心がざわざわしましたね。女の子同士でいちゃつくだけが百合ではないと教えてくれた作品でした。コスパを求めたい方にはぜひおすすめです。ギャグとファンタジーとバトルの融合って感じの漫画

その後は主人公にデレて頻繁に彼に会いに来たり、主人公に寄りかかって唐突に眠ってみたりと段々と行動がエロくなっていくのが良かったです。他のキャラを含めて原作の雰囲気、キャラクターをよく表現できている秀作ではないでしょうか。