第2次スーパーメガネっ娘大戦

写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。元々リーズナブルな価格の上にセール期間中は激安なので、タイミングが合えば是非購入してみてください。自分自身はただ単に「可愛いなー」くらいの意識しかなかったのですが、この本ではかなり熱く・濃く解説されていて今までより更に好きになりました。

作成当時の流行ネタを絡ませており、作者の遊び心もツボにハマりました。ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。シリアスの間にコメディを挟むのがいいアクセント！値段もポイントです＞＜ｂこのサークルのギャグ本はいつも面白くていつも楽しみにしています。全体的なレベルは高いので、続きを読んで満足したいな、という気持ちにはなりました。

合間に笑える要素がいくつか含まれていたから、そのおかげで面白いと感じつつ読むことができました。話は主人公の内面をメインに追っていき、ラストで大きな変化が起きる構成です。「元ネタを知らなくても楽しめる」といいますが、「パロディ」は元ネタを知ってこそ。この作品単体でも充分笑えますが、「書いてある」プレイ後に読むと爆笑必至！あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていきます。

ごくごくと温かいものを飲むシーンも微笑ましいですね。ただし、皆が思い描くようなとは少し違うかもしれない。登場人物の設定がいろいろと改変されているらしく、ギャグマンガならこうではないと、といった感じに壊れてる友人がすごくおもしろかった。はまったプレイヤーならうなづかずにいられない、そんなシーンがてんこもり！

正直ネタがわからないのでその方面のコメントは出来ませんが、丁寧に描かれたエネルギッシュな絵を見ているとアニメをみて、魅力をもっと感じてみたくなりました。