夢大陸ひとりたび

何気に、背表紙がハンバーグ柄なんですよね。ちょっとしたどんでん返しが序盤にあり、そこからは一気に強引な展開でぐいぐい話が進んでいきます。あまりと言えばあまりの展開に腹が捩れました……可愛い絵柄と、この題名に興味を引かれて購入。値段もポイントです＞＜ｂ

ほんのりお色気シーン有り、美味しい食べ物などの登場もあり楽しく読めました。今回の話では、爆乳ヒロインちゃんが爆乳を揺らしながらの無双してくれるシーンがありますね。個人的にはネタが一番ツボにきました。シリアスな展開もありますが、暗さはなく爽やかな感じがあるので、暗めなストーリーが苦手な人にもおすすめです。内容がとても幅広くなってます。

短い漫画の難しいところは「少ないコマでいかに綺麗に面白く起承転結を詰め込むか」にあると思いますが、この作品では起承転結がしっかりしていたので楽しめました。元の作品を知りませんでしたが、始めのページで簡潔に設定が描かれているので、知らなくても十分に楽しむことができました。水着むちむちです。一部の隊員が変態はいってて暴走しているところがある意味見所でもあります。元ネタがとても懐かしくて、ちょっと感動しました。

登場人物の過去や経歴が複雑だったり、キャラの繋がりが謎だったりして、結構感情移入しちゃってます。相変わらず次回への引きがうまいので続きが気になって仕方ありません！ただし、更に面白くなるのは、4コマ形式になった後半で、こちらでは数ページ止まりです。むちむち以外にも結末が気になりだす作品！果たして、このまま為すすべも無くやられてしまうのか……

ファンタジー冒険風な出で立ちのパーティーにフォーカスを当てストーリー仕立てにもなっています。話は主人公の内面をメインに追っていき、ラストで大きな変化が起きる構成です。意外に馴染む者や性格の合わないコンビなどがあり、見ていて面白いです。続きモノが好きなのでワクワク☆ドキドキしながら楽しませて頂いてます。また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。