信託と云う名の娘

ですのでそういったことに免疫がない方はやめておいた方がいいでしょう。元ネタ自体が懐かしいものなので、もしかしたら触れた事のない人もいるかもしれませんが、そんな人でも問題なく楽しめる作品になっています。やわらかいタッチの絵がストーリー全体をやさしく表現しており、読み出すと自然に引き込まれていきます。

この作品が登場した時点で、原作はまだ序盤であり、本作の作者の鋭さには敬服する。ヒロインの何気ない仕草の一つ一つが妙にエロく、18禁ではないのに18禁ぽい雰囲気でドキドキしてしまいました。相変わらず次回への引きがうまいので続きが気になって仕方ありません！絵はもちろんアレなのだが、内容に爽快感がある。偶然見つけた作品ですが、表紙に惹かれて購入。

全身絵にも、それぞれのキャラの性格があらわれていて、見ていて、すごく楽しくなります。元ネタは知っているのですが、所々忘れていた事もあり、この作品を読んで思い出しながら懐かしさも感じましたね。コスパを求めたい方にはぜひおすすめです。某ゲームの同人誌です。お手本の模倣から脱して自身のスタイルを徐々に見つけていく過程の記録のような作品です。

でも少女の方はそうじゃない。この作品の原作がゲームということなので調べてみたいです。……基本的に馬鹿だから、馬鹿なことをやって去っていくだけですけど。一場面を切り出したようなイラストも和みました。おすすめです。その姿勢が彼女が鬱キャラでありながら、忌避感を感じない理由かもしれません。

それでいて随所に散りばめられたギャグが雰囲気を和らげます。なんとかして病気を治そうという気構えがあり、見ていて頭が下がる思いである。ギャグのオチごとに書かれた作者の一言コメントが味があって思わずほっこりしました。