幽霊屋敷のヤツら達5

で220円は、同人誌としてはなかなかお値打ちですよ？すげーコレ。作風が異なるといっても、殺伐とした展開は一切なく、全編ギャグ&ほのぼのな内容。この作品単体でも充分笑えますが、「書いてある」プレイ後に読むと爆笑必至！の同人誌となっています。が好きな方にお勧めします。

「鬱」の一文字で距離を置いてしまいそうな方でもお勧めします。元ネタを知っている人には思わずニヤリとする。セックスのシーンはまったくありませんが、肉体をぶつけ合う女性たちの姿はかなり扇情的です。正直、凄い作品だと思います。女の子が強敵相手に仲間とともに奮闘していくのが良いです。が好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。

同人誌なので通常の漫画のようなボリュームを確保できないのは分かりますが、残念でなりません。ゆる〜い作風の漫画。シュールの極みです。戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。作者の体験談なだけあって、細かいコダワリもありますが、それはそれ。

飽きるかなーと思っていましたが以外におもしろく、まったく飽きることなく読めてしまいました。シリアスな描写ではありますが、「いい関係だな〜」と、なんだか微笑ましく感じてしまいます。セール期間中で、安くなっていたので、購入しました。キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。

シリアスストーリーと書いてありましたが、さほどシビアなシーンもなく、少年漫画的として安心して読めます。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。