放課後6

登場人物の設定がいろいろと改変されているらしく、ギャグマンガならこうではないと、といった感じに壊れてる友人がすごくおもしろかった。妹はものすごい甘えんぼ坊で油断するとすぐにがぶがぶしてきます。びっしりと手書きの文章が書きこまれているページがあり、原作愛がとても伝わる作品です。残りはイラストを主体とした構成です。余計なことは言わずに命乞いをしろと告げる女の子に対して、キザなセリフを言ってなんとかしようと考える主人公が面白いですね。

絵の描き方としては、丸めの顔にキラキラした大き目の瞳などキャラクターの雰囲気を上手く捉えています。やさしく、せつなく、感動的な、この作品はおすすめです。関連作を読んでいないので若干よくわかんないとこもありました。同サークル様の別作品を買わせていただいて、絵柄がとても可愛らしくこちらの作品も購入させていただきました。もののお話。妹が兄に素敵と言っているのも面白かったです。

どでかいパンツ出てくる、ブラジャー出てくる、これ、ファンタジー？ファンタジーだよね。ファンタジーの筈……果たして、このまま為すすべも無くやられてしまうのか……ここにきて、あまり語られていなかったの内面が少し伺えます。妥協の無い丁寧な書き味は、たとえ1つ1つのコマに切り取ってしまったとしても、ストーリーが溢れてくるような、生き生きとした表情を持っている。

こういう類の弱さをもった人は過剰に軽率な振る舞いや言動をして、本来とは異なる自分を演じたり、極端に内向的になったり、それが他人には不快な印象を与えることが多々あります。本編のホラー要素を全部取っ払った笑える4コマ漫画ですw「は怖くて苦手」と言う人でも、これなら安心ですよ^^だが、それで彼女が救われていくようにも見える。作風が異なるといっても、殺伐とした展開は一切なく、全編ギャグ&ほのぼのな内容。太い線で描かれた、ほのぼの絵柄が好みの方にはお勧めです。