ショウテンジャー プリクエル

元ネタは知っているのですが、所々忘れていた事もあり、この作品を読んで思い出しながら懐かしさも感じましたね。画風は少し古めな印象がありますが、むしろそれが良い味を出していて良かったです。続きが気になって気になって仕方ないです！早く読みたいです！

そのコピー本によると作者様は映画を見たとの事でしたが……そのの絵の凄い事、すごいこと……。このシリーズに出てくる登場人物は、皆、逞しすぎて。ネームの間が絶妙なまったり系の風味もあって、これも繰り返し読める再読性を高めてます。関連作を読んでいないので若干よくわかんないとこもありました。忘れていた『何か』を、考えてみるのも良いかもしれません。

元ネタが分からなくても最初のページに設定が書かれてあるので、そこで、知ることができます。内容が豊富で、かつどれもが威力高めです。次回にも楽しみです。全身絵にも、それぞれのキャラの性格があらわれていて、見ていて、すごく楽しくなります。自分もそういう時あったので凄く分かりますそれ。お得な価格で、ゆるりとした時間に浸りましょう。物語が進むにつれ次第に表現方に変化してゆくのが見えます。

ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。と銘打ってはありますが、適当には見えない、しっかりした内容だと思いました。これも一つの純愛であり、ある意味最も幸せなハッピーENDであるのだから。かなり面白いほうではないでしょうか？絵柄のタッチも細かいところまで丁寧に線をかいているし好感がもてました。

夏の風物詩であるスクール水着姿、不意打ちの体操服などエロスが学校生活に溢れています。なんとなく依存に汚染された恋愛といった気がしました。そういえばこの漫画は登場人物の内面が見えにくいかもしれないですね。