パンツマン第37集

なかなか笑わせていただきましたがいかんせんコラボ部分が短いのが残念なところ……。お姉さんタイプが一番ぐっときました。全編ギャグなのかなと思いましたが、ところどころシリアスな場面があったのですが、あまり暗いものでもないので読みやすいかったです。

伏線が非常に多く、一気にのめりこみました。原作は未読でしたが、この作品が気に入ってパロ元も読ませていただきました。コマ割りも違和感がなく、見やすかったです。もののお話。むしろ只痛いだけである。ですが、少々のネタばれも含んでいると思います。キャラは筋肉質ですが、ムキムキってわけでは有りません。

不思議なゆるキャラが好きな人には相変わらずオススメです！作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。元ネタはあまり知らなかったのですが、作品の冒頭のページで設定が書かれてあるのでわからないなーという人でも楽しめると思います。「は怖くて苦手」と言う人でも、これなら安心ですよ^^

という訳ではないですが、内容的にそれに近いものがあります。「元ネタを知らなくても楽しめる」といいますが、「パロディ」は元ネタを知ってこそ。どのキャラに傾倒するかは読者の自由ってね。その少女の記憶が飛んで、時系列を少し巻き戻す形で本編が始まります。ページをめくりながら懐かしいなーと思いながら昔のことを思い出しました。

タイトルとは違い、シーンはありませんでした。かわいさがすべてを満たしてくれます。だが、敵に人質を取られ、為すすべも無く服を脱ぐ事を強要される……このシリーズに出てくる登場人物は、皆、逞しすぎて。ですが、原作を知らなくとも楽しめました。