SPACE POLICE WEST No.7

絵柄も加わって最初から最後までほのぼのとしており、誰でも楽しく読めると思います。まあ元々本編でもガチレズっぷりはギャグの領域に入ってました男の子を驚かすために女の子がゆっくりと近づいていくしぐさがとても可愛い！全身絵にも、それぞれのキャラの性格があらわれていて、見ていて、すごく楽しくなります。

ところどころで微妙に電波なナンセンスギャグが混じりつつ、良くも悪くも普通のオチで終わっており、ニンマリとさせてもらいました。陰毛や乳首すら出ていないのに、ここまでエロを感じさせるとは……。でも個人的に読んだ感想としては「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。内容が短く、とても分かりやすいので読みやすくなっています。タイトルのとおり、店舗別に趣向が異なる、ウエイトレスさんの制服を、解説した書籍となっています。

ボリュームがあるので読み応えもある作品です。流血シーンなどの残酷なシーンがないので、初心者にもお勧めできます。しかし、それでも面白さになんら劣ることはないいと確信しています。絵柄がほのぼのとした印象で、日常系のまんがかと思って買いました。何かとお疲れの方に。ちょっと頼りない主人公の態度にもどかしく思いつつも応援したくなる不思議な魅力を持っている……かな。

元の作品を知りませんでしたが、始めのページで簡潔に設定が描かれているので、知らなくても十分に楽しむことができました。女の子同士でいちゃつくだけが百合ではないと教えてくれた作品でした。古き良き昭和の時代に描かれたかのような劇画調ペンタッチがもう最高！作画面でも白黒のクッキリとしたタッチに加え、トーンワークによる淡い濃淡が加わり画面の彩りが増しています。どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。