最高科学委員会III—トーストとマーフィーの法則(中国語版)

元々リーズナブルな価格の上にセール期間中は激安なので、タイミングが合えば是非購入してみてください。の、どこか白くぼやけた空気がたっぷりと詰まった作品でした。すごく、物語の雰囲気にも合っているんですよ。色んなカップルの色んな方向性のイチャラブを見る事ができます。本編ではおっとりのんびりなが、軽くダークなキャラになっています。コマ割りも違和感がなく、見やすかったです。

知ってる人はもちろん、知らない人も面白く読めると思います。元ネタあるあるの話やゆるーいギャグで思わずニヤッとしました。ごくごくと温かいものを飲むシーンも微笑ましいですね。恋がしたいといった気持ちになるかもしれませんね。手書きの部分が見えるからこそ、手作り感があり、作品に対する愛が感じられます。印刷して寝転がりながら読みたくなる、そんな一冊です。

友達のPSP画面を見せてもらうくらいでゲームは未プレイの筆者ですが、何気なくバックコーラスを口ずさむようになっていました。そして、全編ギャグなのでこのゲームが世代な人ももちろん、若い人まで楽しめると思います。コマ割やキャラクターのカットの仕方、ストーリーの進むテンポが素晴らしいので、書き込まれた描写の割りに、非常に読みやすい。すわ過失傷害かと思いきや、男性は立ち上がり、元気はつらつで去っていきます。

ヒロインのキャラが絵的にも性格的にも魅力的だと思います。キャラをSD化させることにより、シュールさを際立たせているような印象も受けます。お話はシリアスですが、全体的に細い線で丁寧で、ツヤベタの画法で白黒のメリハリが効いた絵は非常に見易いです。原作単行本と同じシチュエーションでありながら、おもしろおかしく遊んでおり、アニメだけよりも原作単行本も読まれていた方はより楽しめる要素が含まれております。