ミラージュ国(3)(第十話～第十四話)

の物語ですが、読めば読むほど、ストーリーに惹きつけられます。あの時の思い出が蘇ってきて、とても楽しくて笑えるギャグ本でした。の問題がテーマのため、心の病を経験したことがある人は共感できる部分が多いと思います。今回の話は今までと違う印象を受けました。

原作のゲームをやってみるのもいいかもしれないと思いました。ハンバーグの焦げ色なんて力を入れて（？）ますよ。ただ、お話自体は良く出来てます。サンプル画像とサークルサイトを見て面白いと思ったら、購入を検討されては如何でしょうか。建物や道などが丁寧に描かれており人物がそこにいるという印象を感じました。同人作品なだけあって、読者に色々と考えさせる実験的な演出や、商業作品では出来ない斬新な試みがところどころ見られて、他作品と差別化された独創性溢れるとても魅力的な作品でした。

やわらかい語り加減が特徴の作品だと、どうしても文やコマを削り、キャラの動きが秩序だってしまい、わざとらしくなりがちだが、この作品は違う。物語やキャラの設定が意外と珍しいと思います。かわいいですよーもし知っていたら、昔やったことがある！画風は少し古めな印象がありますが、むしろそれが良い味を出していて良かったです。技もしっかり描けていて、ストーリー自体も楽しめる。これ結構貴重な雰囲気だと思いますので気になる方はぜひ。

作風が異なるといっても、殺伐とした展開は一切なく、全編ギャグ&ほのぼのな内容。を見るのが好きな人ならこの作品はすごく面白いですよ。これも一つの純愛であり、ある意味最も幸せなハッピーENDであるのだから。長いこと原作をやってないので懐かしさがこみ上げてきました。本当に続きが楽しみです。ストーリーも足早ながら楽しめる内容でした。