ほしふりとエルピス ～キミとボクへの創想歌～

物語は、それを淡々と描いているが、そこにはしっかりと少年少女のひとつの青春が垣間見える気がした。作家さんのコメントが読めるのも楽しみのひとつです。もう少し時間をかけて読めばよかったかな？でも止まらなかったから仕方ない。これだけの熱量とセンスとキレを持った本はそうそうないです。

不良少年とは言っても髪を染めて煙草を吸う程度のもので、一人でいるのを好む、そして委員長のパンツには赤面しちゃう可愛らしい一面もある普通の高校生ですので感情移入し易いと思います。ギャグの内容も、あるある、そうだよねそう思うよねっ！登場キャラクターも有名所ばかりなので、元作品を詳しく知らなくても十分面白いと思いますし、同人誌初心者向けとしてもいいように感じます。原作を知ってるなら多分爆笑すると思います。じつに感動できます。

寡聞にして知らなかったのですが、鬱デレ……世界は広い。原作を知らなくても、好きで、昔の雰囲気だけを味わいたいという人にもおすすめです。どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。話につながり自体はありませんが時間軸は共有しているようです。値段自体はお手頃ですし、たまにはこういうのもアリでしょう。

おすすめです。コミカルなタッチで、軽快なテンポでストーリーが進んで行くので読みやすかったです。読み終えたばかりですが、次が待ち遠しくてたまりません！こういうの読むの好きだったんですよね。面白すぎてあっという間に読み終わってしまいました！なまなましいエロ要素はあまりなく、どたばたとしたギャグコメディとなっています。

ギャグ要素が多く、テンポも良いのでめちゃくちゃ面白くてサクサク読めちゃいます。