ちょこらんたん -09-

他のキャラクターはあまり出てこないので、純粋にこのキャラクターが好きなら買って損はないと思います。絵も独特ですが、上手いです。佐山さんが、大好きなのがよく解りました。構成がキレイに収まっているので、どなたでも読みやすくなっています。続きを心から楽しみに待っております。絵のクオリティが高く、女の子がとてもかわいかったです。ですのでそういったことに免疫がない方はやめておいた方がいいでしょう。

独特のギャグセンスツボにきました。なにやらアニメ本編でもありそうなハナシですね〜（^_^;）雰囲気のある絵でしかもちゃんと描きこみしてあるので安心して読めます。昔懐かしののパロディギャグマンガとのことですね。基本ギャグ多めの中に軽いエロ要素がある程度。ちょっとお馬鹿なエロスな漫画？カワイイ！

まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。やわらかいタッチの絵がストーリー全体をやさしく表現しており、読み出すと自然に引き込まれていきます。絵柄はしつこくなくてサッパリしてて、人によっては少し物足りなく感じるかもしれませんが、クールなストーリーに合っているのではないでしょうか。会話のテンポや展開の早さなどもよく、読むのに苦労したりイライラしたりということは全くありませんでした。

着眼点が良く、隅々まで楽しめる作品でした。でもこれは手を出したら社会的にとゆ〜か人間的にヤバイですねえ（←いやそ〜ゆ〜本ぢゃないだろが大体）……はっ、思わず現実逃避してしまいました。作者の愛を感じる一品、脱帽です。コレを読んだらマジで続きが読みたくなります！少し古風な感じで、懐かしい気持ちになりました。