ボクの馬のしっぽちゃん。1・2・3まとめ。

と銘打ってはありますが、適当には見えない、しっかりした内容だと思いました。その少女の記憶が飛んで、時系列を少し巻き戻す形で本編が始まります。昔懐かしののパロディギャグマンガとのことですね。……可愛い。作者の方が実体験に基づき漫画にしたという事ですが、普通の漫画として読んでも面白く読めました。読んでみて下さい。元ネタあるあるの話やゆるーいギャグで思わずニヤッとしました。

原作を知らなくても最初の方でキャラクターの顔・名称・性格など説明されているのでとっつきやすいかと思います。続きが気になる作品です。丁寧な書き込みが、物語の文章で語らず部分についても、空気感のようなものをかもし出し、すんなりと物語にはいっていくことができます。人生の中で一番好きな作品で、愛読しています。二つをうまく組み合わせてシュールな笑いを提供してくれます。

作風が異なるといっても、殺伐とした展開は一切なく、全編ギャグ&ほのぼのな内容。そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、まさに青春まっさかりなシーンが続く。元の作品を知りませんでしたが、始めのページで簡潔に設定が描かれているので、知らなくても十分に楽しむことができました。技もしっかり描けていて、ストーリー自体も楽しめる。

がいいですね。ひどすぎて笑えます！少し古風な感じで、懐かしい気持ちになりました。誰が一番可哀想かと言うと、可哀想じゃない人間が一人も（一部除く）いないのに、可哀想に思えない……古い作品ですが絵柄と主人公の目つきの悪さにひかれて購入。ちょっと頼りない主人公の態度にもどかしく思いつつも応援したくなる不思議な魅力を持っている……かな。