雪木野学園アイドル部 ＃01 Puzzle

が出てきますが、ハードな描写は無く安心して読む事が出来ました。挿絵や画力は心もとないですが、文章はのめりこむような面白さがあります。前書きと後書きに質問系、全体的にゆるい感じのコメントなど、廃れてしまった文化がぎっしり詰まっていて懐かしくなりました。

ギャグ漫画と誤解されてしまいそうな作風ではありますが、その本質は主人公のありがちなダメ人間っぷりに共感性を訴えかけさせた上で、主人公（自分）を反面教師にして欲しいという啓蒙的な側面があるように思えてなりません。萌え系漫画ではよく見る、下着としての機能を果たしてなさそうな（笑）小さなパンティ「スキャンティ」（ローレグ）へのこだわりを感じます。表紙ではボロンと堂々と見せつけてくれておりありがたいですね。たぶん原作知らなくてもすごく楽しめると思います。

ほのかにエッチな雰囲気があってスク水や浴衣もあるのでそういう服装フェチな方で楽しめると思います。ちょっと寂しくてさわやかなお話が好きな方にオススメです！前書き挨拶や、後書き挨拶もびっしり書き込まれており、古き良き時代の同人誌そのままのテイストが感じられました。キャラとの掛け合いというか会話のギャグ要素が半端ないというか結構笑わせてくれる会話で凄く面白愉快に漫画読めた

こんな話もあってもいいな、という感じで楽しんで読めました。あのシリーズが好きだった方なら、すんなり受け入れられると思います。着眼点が良く、隅々まで楽しめる作品でした。手に取りやすい価格ですし元ネタに関心のある人は購入してみては如何でしょうか。を知らないと、多少つらいかも知れません。最終回まで追っかけて行くつもりです。

他のキャラを含めて原作の雰囲気、キャラクターをよく表現できている秀作ではないでしょうか。話は主人公の内面をメインに追っていき、ラストで大きな変化が起きる構成です。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。