忌憚少女 弐

作者の愛を感じる一品、脱帽です。過去に原作もプレイしたのでノスタルジックな気分で読ませていただきました。ボリュームも多くこの価格はお買い得だと思います。自分自身はただ単に「可愛いなー」くらいの意識しかなかったのですが、この本ではかなり熱く・濃く解説されていて今までより更に好きになりました。

そして、いつもとは違いの季節という変わったシチュエーションを味わうことができました。じわじわとストーリーが進行していってます。元ネタ自体が懐かしいものなので、もしかしたら触れた事のない人もいるかもしれませんが、そんな人でも問題なく楽しめる作品になっています。丁寧に描かれた背景や料理、海外ホームドラマを彷彿とさせるセリフ回し、と先の展開がわかっていても何度となく読み返したくなる作品です。

ストーリーパートも優しい雰囲気のお話でとても癒され、作者の原作愛を深く感じることができました。笑った！エッチなシーンはありませんが、二人の関係の微妙さに萌え！ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。と書きましたが、漫画が中心となっているので、かなり、すらすらと読み進めることが出来ました。でも、短いなりに良くまとまって、オチもウィットが効いてます。

全体的に見て、顔が真正面と横顔が多いなぁとは思いましたがまぁ、絵は綺麗な方ですし、肝心のギャグも面白い！内容や演出も、萌え方面に偏りすぎていないのが個人的には◎でした。作者さんがTwitterでセールをしているのを知り購入。まずタイトルからして秀逸。原作のゲームをやってみるのもいいかもしれないと思いました。オススメです。ヒロインがの設定は斬新でした。

昔買ったゲームの同人誌です！基本的にテンション高めのギャグで突き進む内容となっております。