毒と幼女と薬と男

原作はわかりませんでしたが、作品の内容はライトなギャグマンガだったので最後まで楽しく読む事ができました。最高。前書き挨拶や、後書き挨拶もびっしり書き込まれており、古き良き時代の同人誌そのままのテイストが感じられました。とりあえずはこれからどんなふうに話が展開していくかですね。

元々、のお話は大好きです。早く読みたいです！また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。ページも多くボリューム感もあり、タップリパラレルな4コマの世界を堪能出来ました♪

キャラクターたちの掛け合いが面白く、てんぽもの良さも相まってとても読みやすくて良いです。キャラクターの特徴がよくとらえられていて、さらにギャグ仕立てと来れば、このコンボは最強でしょう。ここにきて、あまり語られていなかったの内面が少し伺えます。もう少し時間をかけて読めばよかったかな？でも止まらなかったから仕方ない。自分もそういう時あったので凄く分かりますそれ。

昭和レトロで今だと黄ばんでいるような髪質を彷彿とさせるものが随所から伝わってきます。ほのぼのしててすごくいいです。購入したときは悲しい話かなと思いましたが、読んでみると悲しさだけではなく、やさしさやおもしろさといった感じがうまく調和をなしていました。単なるエロだけを求めてる人にはただの微エロの漫画ですが系が好きな人には結構楽しめる内容。

のようなバトル形式で進む事もあり、非常にスピーディーに話が展開します。ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。直接的なエロは無いですが、技をかけられている時の苦悶の表情などは、十分にエロくて満足するものでした。