中華球国105年毛球国家防衛部の災難13

の物語ですが、読めば読むほど、ストーリーに惹きつけられます。（それこそ、単にサービスの意味でHシーンが数ページ欲しい感じでした）どうやら彼女は普通の女子高生で、現代の日本からこの世界にやってきたようです。人気原作に便乗しない原作無しのオリジナル作品も中々侮れませんね。

でも、みんなにスポットがあたっているので、どの娘のファンでもOKでしょう。オチもクスリと笑えます。しかし、それでも面白さになんら劣ることはないいと確信しています。今回のヒロインは多重人格という設定で人格がコロコロと変わるのが面白いです。メインは男主人公と女主人公で、比率的には女主人公の方が多めです。そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、まさに青春まっさかりなシーンが続く。

美麗なCGではないけれども、あたたかな、不思議な魅力が伝わってきます。本編のストーリーに絡めたネタも多いので、クリア後のお楽しみとして是非。二つをうまく組み合わせてシュールな笑いを提供してくれます。合間に四コマ漫画もあり、全体的にほのぼのとした緩い日常を描いているので、まったり読めるのも良いです。あまりと言えばあまりの展開に腹が捩れました……

今回はギャグは少なめでシリアスな感じの話ですが、とても魅力的なストーリーと演出で引き込まれる作品でした。どんな場面でも必死に応えてくれるその姿があまりにおかしくてすごいウケました。コスパを求めたい方にはぜひおすすめです。ヒーリング絵本とでも言いましょうか。ギスギスした感じも無くほのぼのとしています。絵はもちろんアレなのだが、内容に爽快感がある。

マニアックでない、万人受けする萌え系絵柄でのが楽しめます。