すず☆これかん☆こま改総集編

大爆笑するような内容ではありませんが、くすりと笑えるところもちゃんとあるので、ただシリアスなだけの話ではないです。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。絵はもちろんアレなのだが、内容に爽快感がある。どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。本編だけではなく、裏話とかを見るのが好きな方はぜひ！

あの時の思い出が蘇ってきて、とても楽しくて笑えるギャグ本でした。あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていきます。当時からのファンなら是非買いたい作品。友達のPSP画面を見せてもらうくらいでゲームは未プレイの筆者ですが、何気なくバックコーラスを口ずさむようになっていました。この作品単体でも充分笑えますが、「書いてある」プレイ後に読むと爆笑必至！

元ねたゲームお好きな方でしたら、まずは一回サンプルご覧になってください。作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。原作についてはタイトルだけ知ってるくらいですが、絵柄もキャラクターも可愛いので見てるだけで楽しめる内容でしたね。顔だけで人間と同じくらいの大きさがあり、生半可な剣の腕では通じないなど相当強い相手です。

どんなにつらく、苦しかったかを激情に任せて独白する。予定調和的ではありますが、牧歌的で安心して読める作品です。とはいえ、「妙なテンション&ドタバタ感」が好きなら、一見の価値あり。お値段がリーズナブルで嬉しかった。作者さんが中に書かれている通り、登場作品全て合わせて雰囲気が素晴らしくて。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。