ジュリアンソレル

言うならば、綺麗なシリアスです。の、どこか白くぼやけた空気がたっぷりと詰まった作品でした。具体的なキャラ描写がなかったがようやくとして、ストーリーに入ってきました。絵の描き方としては、丸めの顔にキラキラした大き目の瞳などキャラクターの雰囲気を上手く捉えています。

だが、これはの名を借りた感動の純愛物語である。相手の子にも同じ位の恋愛感情があればもっと違う結果になっていたのかもしれない。印刷して寝転がりながら読みたくなる、そんな一冊です。それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。すごく気になる作品となりました。

不思議な世界観のせいかもしれません。絵が綺麗。ページは大ボリュームで基本的にすごく濃いギャグです！シリアスな描写ではありますが、「いい関係だな〜」と、なんだか微笑ましく感じてしまいます。ギャグのセンスはかなりよく、終始笑いが絶えることはありませんでした。その後、すったもんだあって客の少女は頭を叩かれてしまいますが、前よりちょっとだけ不幸体質が強くなったという程度。

レビューを書くにいたるまで、何度も読み返してしまいました。この作品単体でも充分笑えますが、「書いてある」プレイ後に読むと爆笑必至！自分は元ネタを知らないのですが、普通にギャグマンガとして十分に楽しむことができました。なんというか、本編よりおまけの歌のインパクトがすごすぎます！見たことがある！かわいさがすべてを満たしてくれます。

その他にもギャグあり4コマありと作家の個性が光って面白いものばかりでした。もう良いけど……涙（笑いの）今回も見逃せません！もう、どんだけが好きなんだよ！でも気になって、読んでみた。そして、表紙イラストは原作のアニメ版の雰囲気がよく出ています。