かのじょが暴走しました。

ハードの関係でまだ、プレイしてません。お金がないということで、食べ物や服に困っていますが、今回はとりあえず何とかなるので、そこは実際に読んでください。だけど　あの連想ゲームは　怒るでしょう。のんびりと、ほんわかと、読んでいくうちに惹きこまれます。懐かしさを感じさせる作品。ギャグのテンポが良く、とても読みやすいので短時間で読めるのもよいですね。

今までは走りのほか、登場キャラクターの顔と車見せもメインに描いてありましたが、今回は物語がいよいよ動き出した感じです。個人的には、全体としてとても気に入っています。主なネタはの特性やその技術的な背景です。完全なギャグ漫画で読んでいると思わず噴出すようなシーンが何個もありました。原作を知らずとも楽しめると思われます。最高のエンディングでも最悪のエンディングでもない、一つの節目。

医学的な異常は見つからなくても、身体は不調を訴え、身近な人にすら理解されなかったりしつつも、何とか外に出たり先に進もうとする主人公の必死な姿が描かれており、応援したくなります。丁寧な書き込みが、物語の文章で語らず部分についても、空気感のようなものをかもし出し、すんなりと物語にはいっていくことができます。びっしりと手書きの文章が書きこまれているページがあり、原作愛がとても伝わる作品です。絵柄のタッチも細かいところまで丁寧に線をかいているし好感がもてました。

自分は元ネタを知らないのですが、普通にギャグマンガとして十分に楽しむことができました。彼氏はただ愛情で応えることしかできない。画力があり女の子は可愛いですが、全体的に素朴で目に心地いい絵柄ですね。その心意気がメイドさん好きなんだなぁとほっこりしました！ストーリーも足早ながら楽しめる内容でした。あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていきます。