でゅえるいろ

でも、久しぶりにジーンとくる作品を読んで心が洗われるようでした♪スタイルは原作の雰囲気をよく捕らえており、顔は特に目などがより優しくカワイイ感じになっていました。ただし、Hは期待しないように。技もしっかり描けていて、ストーリー自体も楽しめる。ギャグあり、シリアスあり、隠語あり、鮮血あり……キャラも個性があり、見てて楽しいですね。

知らなければ笑えないネタもありますが、基本的には勢いのあるドタバタ劇です。でも個人的に読んだ感想としては「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。話につながり自体はありませんが時間軸は共有しているようです。ネタバレしちゃいそうなのであえて多くは言いませんが、ファンの方必見の作品です。どうやら彼女は普通の女子高生で、現代の日本からこの世界にやってきたようです。

はたから見ている分には、どこも悪いようには見えないのだから。原作を知らずとも楽しめると思われます。ほぼが主役。懐かしさを感じさせる作品。特にこれだけは負けないポイントという質問で短期仕上げと答えられているところは、思わず口元がほころびました。ヒロインがほんわかした雰囲気のしゃべり方で、胸キュンってなれます。

戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。変な出会いになっていたせいか爆笑してしまいました。今までのおっとりした性格が嘘のように、戦いになると修羅と化すヒロイン。適当に買ったのに大当たりでびっくりしました。作中の流れは大まかにとなります。知っている方はぜひご購入を。マンガながらも文献の引用や考証がしっかりしているので、資料性もなかなか高いものに仕上がっていると思います。