素晴らしきかな、新世界

人の好みによるとは思うけど、満足してます。読み終えた時に、癒される（ほっ……、はぁ……）という感じがじんわりと心に染み渡る。読み終えたあとも心に柔らかい感情を残してくれる作品です。ギャグ展開ばかりなので、元の作品を知らなくても十分楽しめるものになっていると思います。

妹が兄に素敵と言っているのも面白かったです。でも、可愛くてとても暖かい話ですから、読者の心を優しく温めると思います。最高のエンディングでも最悪のエンディングでもない、一つの節目。登録されたのは結構前ですけど、おひとついかが？まず、特筆すべき点は、キャラクターたちの表情。販売されてから年数が経過していることもあり、どこか温かな懐かしさを感じる絵柄にクスッと笑えるギャグ本です。

買って損かどうかは人それぞれだと思うが、自分は買って良かったと思っている。未だにDVD化されていない名匠の傑作と同じタイトルではあるが、内容のほうはべつに元ネタと関係ない。主なネタはの特性やその技術的な背景です。……次回作、本当に出ないかなぁ。今までは走りのほか、登場キャラクターの顔と車見せもメインに描いてありましたが、今回は物語がいよいよ動き出した感じです。

しかし、どちらかというとストーリーよりもアクションを楽しむ作品なので、問題はないだろう。正直、凄い作品だと思います。イラストもよく細かい部分まで描かれていてよかったです。ですが、原作を知らなくとも楽しめました。ネタばれしてもいけないので、簡単なレビユーにしておきます。なかなか笑わせていただきましたがいかんせんコラボ部分が短いのが残念なところ……。

「痒いところに手が届く」ように、「読者」の求める「ネタ」を全て網羅しているようです。あの男が自爆を選択するまでに何があったのか、妄想全開でお楽しみください。