赤城さんと食べ放題　其の三

シリアスストーリーと書いてありましたが、さほどシビアなシーンもなく、少年漫画的として安心して読めます。彼がしあわせな姿は共通の思いのはずです。血を見ると卒倒するのでいつもは事なきを得ているものの、今回は意識を取り戻した後に色っぽい悪女キャラに変貌。

その姿勢が彼女が鬱キャラでありながら、忌避感を感じない理由かもしれません。何気なく手に取った本が、とてもわくわくする内容だった感覚に似ています。……可愛い。ですのでそういったことに免疫がない方はやめておいた方がいいでしょう。ストーリーはさほど変わりませんが、書下ろしも多く入っております。色々なキャラクター達が出てきて、面白おかしいことをやっている感じです。

レビューを書くにいたるまで、何度も読み返してしまいました。すわ過失傷害かと思いきや、男性は立ち上がり、元気はつらつで去っていきます。原作は未読でしたが、この作品が気に入ってパロ元も読ませていただきました。ストーリーもギャグのテンポがよくてサクサクと読み進められます。じつに感動できます。予想外の発言をしたことから、周囲は凍りついたかのような静けさが発生。

一作目のテンポの速さと、作中での経過時間を考えると二人の関係の進展はややゆっくりに思えます。不良少年とは言っても髪を染めて煙草を吸う程度のもので、一人でいるのを好む、そして委員長のパンツには赤面しちゃう可愛らしい一面もある普通の高校生ですので感情移入し易いと思います。ついニヤッとしてしまい体中から勝手な熱吹きますwしかも価格も格安なので大満足っ！

登場人物の設定がいろいろと改変されているらしく、ギャグマンガならこうではないと、といった感じに壊れてる友人がすごくおもしろかった。キャラとの掛け合いというか会話のギャグ要素が半端ないというか結構笑わせてくれる会話で凄く面白愉快に漫画読めた