こんなやよいはイヤだ

本作はという心の闇を、上手くストーリーに織り込んでいるように思う。他のキャラを含めて原作の雰囲気、キャラクターをよく表現できている秀作ではないでしょうか。勿論としてもジワジワ展開していってきてるのでちゃんと楽しめますよ〜。話は主人公の内面をメインに追っていき、ラストで大きな変化が起きる構成です。女の子たちのドレスのデザインの豊富さがわくわくするのです。

この作品は雰囲気を最大限に生かしたストーリーであり、大人気ヒロインである恋の魅力を余すことなく描いた逸品でした。正義の戦隊や悪の使者が次々と現れカオスな状態になっていくのが笑えました。だからといって買わずに見過ごすにはモッタイナイ一冊であると個人的には思います。じつに感動できます。ですが、少々のネタばれも含んでいると思います。そんな魅力のあるキャラクターでした。

これでたくさん客が来るだろうと思ったけど台風だから誰も来ないという寂しいオチも面白かったです。ヒロインの何気ない仕草の一つ一つが妙にエロく、18禁ではないのに18禁ぽい雰囲気でドキドキしてしまいました。読んでみて下さい。の問題がテーマのため、心の病を経験したことがある人は共感できる部分が多いと思います。マンガながらも文献の引用や考証がしっかりしているので、資料性もなかなか高いものに仕上がっていると思います。

なんとかして病気を治そうという気構えがあり、見ていて頭が下がる思いである。これからの作品も楽しみですネタばれしてもいけないので、簡単なレビユーにしておきます。全編通して大体がほのぼのな感じで、たまにちょっとシリアスというような構成です。コマ割やキャラクターのカットの仕方、ストーリーの進むテンポが素晴らしいので、書き込まれた描写の割りに、非常に読みやすい。