真夏の夜の夢

ちょうどものの漫画が読みたくて、たまたま見かけて軽い気持ちで購入したのですが、予想以上に気に入りました。ボリュームが凄いので、コスパは最高に良いです。他にも短めのゆるっとしたショート漫画や4コマが収録されててどれも楽しく読ませていただきました。

作者さん的のもう少し下ネタ入るかと思いたましたが、そういったのも少なかったのですが純粋にネタの面白さがありました。絵柄のタッチも細かいところまで丁寧に線をかいているし好感がもてました。当然そちらを先に見てもらって知っている方が楽しめる内容となっていると思います。マニアックでない、万人受けする萌え系絵柄でのが楽しめます。全身絵にも、それぞれのキャラの性格があらわれていて、見ていて、すごく楽しくなります。

萌え文化としてのメイド服がこんなに前から愛され続けているんだなぁと発売日を見て改めて感じましたw流血シーンなどの残酷なシーンがないので、初心者にもお勧めできます。好きな人であれば外れは無いと思います。でも個人的に読んだ感想としては「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。可愛い絵柄の女の子が、激しく、そして少しエッチに身体をぶつけ合って闘う作品を見たい方にお勧め。

作者さんがTwitterでセールをしているのを知り購入。今回の話は今までと違う印象を受けました。今までのおっとりした性格が嘘のように、戦いになると修羅と化すヒロイン。面白いのが、登場人物の名前がいっさい登場せず、目的や価値観だけを一人歩きさせて物語を展開する手法ですね。写植ではなく、セリフの文字が手書きのお話もあり、これはこれで味があるものだと再認識しました。

何気に、背表紙がハンバーグ柄なんですよね。原作のファンの方にオススメです！絵は若干癖があると思う、好き嫌いは分かれそうだが妙にエロイというか色っぽい。