ふぁんぶるっ！？ 2回目

しかし、どちらかというとストーリーよりもアクションを楽しむ作品なので、問題はないだろう。オチがいい。これでたくさん客が来るだろうと思ったけど台風だから誰も来ないという寂しいオチも面白かったです。作風さえ合えば、購入して損は無い内容かと思います。

少女は冷淡に振る舞うことで良心の呵責を打ち消そうとしますが、路傍の花に向けていた優しい眼差しを指摘されてますます決意が揺らぐことに。キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。この作品は雰囲気を最大限に生かしたストーリーであり、大人気ヒロインである恋の魅力を余すことなく描いた逸品でした。でも、みんなにスポットがあたっているので、どの娘のファンでもOKでしょう。

不良少年とは言っても髪を染めて煙草を吸う程度のもので、一人でいるのを好む、そして委員長のパンツには赤面しちゃう可愛らしい一面もある普通の高校生ですので感情移入し易いと思います。なぜなら、彼氏に激しく迫るシーンがあったので。ちょっとお目にかかれない、ヒロインの表情や仕草が可愛いです。「鬱」の名を冠する作品としてあるべき姿なのかもしれません。作成当時の流行ネタを絡ませており、作者の遊び心もツボにハマりました。着眼点が良く、隅々まで楽しめる作品でした。

をメインに据えつつ、全キャラ登場という、欲張りな内容となっています。コメディ中心の笑える内容になっています。原作同様読み手を元気にしてくれる作品でした。（もう少し長くてもよかったかも？）　商業誌の頃からファンでした（^^）物語やキャラの設定が意外と珍しいと思います。続編を書いてくれないかなぁ……という訳ではないですが、内容的にそれに近いものがあります。

ギャグ的には爆笑という感じではないのですが、YU-KI連合特有の後からジワジワ来る笑いが満載です。すごく、物語の雰囲気にも合っているんですよ。