寝ても醒めても

ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。あの下腹部は良いと思う。この同人誌は相当にコアなネタが満載で、古くからPCを扱ってきた人ほど笑えるというか、頷けるネタの宝庫です。二人の行く末も良い！低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。

あまりと言えばあまりの展開に腹が捩れました……ここ最近購入した中でも買って良かったと思える作品です。また、まるで緩やかな長い坂を上り終えた様な読後感にこの作品の、誤解を恐れずに言うなら少し不快な、それでいて病みつきになるような魅力を感じました。そのコピー本によると作者様は映画を見たとの事でしたが……そのの絵の凄い事、すごいこと……。

同人作品なだけあって、読者に色々と考えさせる実験的な演出や、商業作品では出来ない斬新な試みがところどころ見られて、他作品と差別化された独創性溢れるとても魅力的な作品でした。の物語ですが、読めば読むほど、ストーリーに惹きつけられます。作者の方の他の漫画を気に入ったので購入しました。とても面白かった！値段もポイントです＞＜ｂスタイルの良いキャラクターが露出の多いコスチュームを着て、をしている、という事以上に色気がある絵だと思います。

秘話などが充実しているため、知識なしの初回時とインタビューで得た知識を持っている2回目以降では、見方が変化することでしょう。なんかきっかけあれば売れちゃいそうなので、最近はコミケで買ってチェックしてますっ！紙媒体は絶版なので入手方法はこの電子媒体のみとなっています。どの話もなんだか可愛らしくて見てるほうがなんとなく照れてしまう作品です。小学、中学のころ、なにをするのが楽しかっただろうか。

話につながり自体はありませんが時間軸は共有しているようです。やり込んだからこその弄る楽しさといいましょうか……「ああ、そうきたか」と思わずニヤリとしてしまう作品です。