スタジオぷち屋 VOL3

原作を遊んだことがある人ならよくわかる、思わず笑ってしまう部分が取り扱われています。原作を知らなくても、好きで、昔の雰囲気だけを味わいたいという人にもおすすめです。ひどすぎて笑えます！その後、勇者が目覚めた直後に大型モンスターのドラゴンが出てきます。

絵的には背景がスッキリしており、シンプルで見やすくストーリーに集中して読める感じです。……哀れ。最初、この作品に興味はあったのだが、なにぶん古い作品なのでどうしようか迷っていたけど、買って良かった！まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。髪飾りなど細部もしっかり描かれておりクオリティも高く、作品としてはコストパフォーマンスの優れた作品といえます。

原作にそういう描写があれば申し訳ないのですがイメージとは違ってて1番のギャグ要素でしたwしかしそこが彼の魅力。かわいいと言っても、狙ったかわいさではなく何となく不思議なかわいさがあります。萌え系漫画ではよく見る、下着としての機能を果たしてなさそうな（笑）小さなパンティ「スキャンティ」（ローレグ）へのこだわりを感じます。古き良き？といいますか、電子版になっても感じる内容になっています。

キャラは筋肉質ですが、ムキムキってわけでは有りません。内容も漫画やイラスト・小説まで様々でまさに昔を感じさせる内容です。これだけの熱量とセンスとキレを持った本はそうそうないです。不思議なゆるキャラが好きな人にはかなりオススメできます！普通と違った面白さをくれます。本編のストーリーに絡めたネタも多いので、クリア後のお楽しみとして是非。

その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。萌えとギャグを一緒に楽しめます。