雨天と花 第七‐八歌

が好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。古い作品ですが絵柄と主人公の目つきの悪さにひかれて購入。ただ主人公はだけあって、コミカルな展開とかわいさがあります。「元ネタ」知らない方はいないと思いますが、知らない人はそれなりに、知ってる人はより一層、楽しめる。

今回の話は今までと違う印象を受けました。ただし、Hは期待しないように。ふとこのシリーズが読みたくなった時に偶然見つけたサークルでしたが、どはまりしました。笑えた、笑えました！そしてあとがき……！とりあえずはこれからどんなふうに話が展開していくかですね。お手軽に購入できるマンガ作品としては、とても読みやすく笑わせてもらいました。

技もしっかり描けていて、ストーリー自体も楽しめる。その自然で豊かでキュートな表情が、ストーリーにメリハリを利かせ、読むものをぐいぐいと引き込んでくれる。好み。メインは男主人公と女主人公で、比率的には女主人公の方が多めです。笑わせていただきました。シリアス有となっていますがコミカルなテイストが強い印象を受けました。

キャラクター個性を良くつかんでいて、キャラクタ―同士の掛け合いが面白く、絵が可愛くて、コマ割りなど、とても見やすく、良い作品だと思います。絵柄はしつこくなくてサッパリしてて、人によっては少し物足りなく感じるかもしれませんが、クールなストーリーに合っているのではないでしょうか。オススメです。独特のギャグセンスツボにきました。また、登場人物たちはどちらかというと今風な感じで、若い人物主体で勉学とは正反対な感じですが、その者たちが活躍していきます。

戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。某ゲームの同人誌です。