スロウ・ワルツ

戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。笑わせていただきました。原作を存じ上げないので深いツボは分かりませんが、逆にファンの方ならより一層楽しめると思いました。不思議な世界観のせいかもしれません。もののお話。元ネタは知っているのですが、所々忘れていた事もあり、この作品を読んで思い出しながら懐かしさも感じましたね。

と書きましたが、漫画が中心となっているので、かなり、すらすらと読み進めることが出来ました。今回この作品を購入したのは、作者のルーツが伺えるかな？という動機からです。恋人になるまでの距離感やその過程ではなく、恋人になってからどのように彼女と接していくかが全体で描かれています。命を懸けて戦うのにちょくちょく会ったり奇妙な関係の二人。

「元ネタ」知らない方はいないと思いますが、知らない人はそれなりに、知ってる人はより一層、楽しめる。9割程度が漫画となっており、ボリュームもあります。元々、のお話は大好きです。普通の作品じゃ笑えない人は是非！これはいい買い物をしました。まんまと作品に取り込まれていった訳です。けっこう細かい伏線のようなものも張られていて、続編で生かされてくるのかなと思うと楽しみですね。

学園祭で各部の出し物、模擬店を回るとい話で、ギャグで楽しく読めます。じわじわとストーリーが進行していってます。続編も買うと思います。次回にも楽しみです。のコミックスは非常にレアですね！原作を観た方なら特におすすめでしょう。すごく気になる作品となりました。おもしろさと、かわいさが、ほんわかと混ざりあってやさしく包んでくれるようです。