ファミコンロッキー【超絶絆バトル(1)】

「痒いところに手が届く」ように、「読者」の求める「ネタ」を全て網羅しているようです。こういったパロディ作品は元ネタが分からないと面白さも半減してしまうものですが、この作品なら元が有名なのでほぼ誰でも楽しむことができるはずです。今回のヒロインは多重人格という設定で人格がコロコロと変わるのが面白いです。原作ゲームをプレイ済みの方なら間違いなく爆笑するとても質の高い本です。

お得な価格で、ゆるりとした時間に浸りましょう。面白いだけでなく元の作品が気になるような内容で、とても惹かれました。原作を観た方なら特におすすめでしょう。頭を打つとまるで別人になっちゃってギャップが凄まじいです。そのキャラクターの性格がよく出ていると思います。でも、みんなにスポットがあたっているので、どの娘のファンでもOKでしょう。

伏線いっぱいなので、アレはどういうコトだろう……？コレはどうなってるんだろう……？と謎解きを（解けませんけどwwww）しながら読めるのが醍醐味のひとつでもあるかな。キャラクターの特徴がよくとらえられていて、さらにギャグ仕立てと来れば、このコンボは最強でしょう。ただし、皆が思い描くようなとは少し違うかもしれない。おすすめです。こんな話もあってもいいな、という感じで楽しんで読めました。考証は確かに相当ぶっ飛ばしてますが……まぁそういう部分はあまり問題ではないでしょう。

絵柄のタッチも細かいところまで丁寧に線をかいているし好感がもてました。が出てきますが、ハードな描写は無く安心して読む事が出来ました。主なネタはの特性やその技術的な背景です。値段自体はお手頃ですし、たまにはこういうのもアリでしょう。固定カプのが好きであれば、ハマる事間違いなし。独特のギャグセンスツボにきました。