抱きしめてよ、おれのスーパーヒーロー

足元に咲く花も踏めないほど優しい性格の彼女が取る行動とは―――。でも、やっぱり、気持ちを、ホッこりしたいときにお勧めな作品です。一場面を切り出したようなイラストも和みました。当時からのファンなら是非買いたい作品。その他にもギャグあり4コマありと作家の個性が光って面白いものばかりでした。

戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。特に何も考えずに楽しめる内容です。ほぼが主役。言いたい！こんな感じで今回もゆるかわいい日常が続いていきます。面白いのであっという間に読めてしまいます。レビューを書くにいたるまで、何度も読み返してしまいました。ご一読してみてはいかがでしょうか。

スタイルの良いキャラクターが露出の多いコスチュームを着て、をしている、という事以上に色気がある絵だと思います。元ネタは知りませんでしたが、ほのぼのとした内容で安心して読むことができました。元ネタが分からなくても最初のページに設定が書かれてあるので、そこで、知ることができます。ただ、二人の関係がキスをする手前まではいきますので、そこら辺が気になる方はご注意を。

顔だけで人間と同じくらいの大きさがあり、生半可な剣の腕では通じないなど相当強い相手です。手書きの部分が見えるからこそ、手作り感があり、作品に対する愛が感じられます。男との絡みはありませんが、かなり扇情的な姿で戦い、大股広げて食い込みも気にせず戦う姿に反応しまくってしまいました。セール期間中で、安くなっていたので、購入しました。

古き良き昭和の時代に描かれたかのような劇画調ペンタッチがもう最高！当然そちらを先に見てもらって知っている方が楽しめる内容となっていると思います。