プリンス・プリンセスR5

基本的にギャグで、時々シリアスが入ってる感じです。なんというか、本編よりおまけの歌のインパクトがすごすぎます！を知らないと、よく楽しめないかもしれません。武力によるものであるのに、どこかほんわかとした世界感も残っています。話が進むにつれ、主人公の異能っぷりがだんだんと目だってくる所も見逃せません。

あえて言うならば、カラーの表紙を入れてほしかったかなぁ〜……といった程度です^^キャラが結構いてて、それぞれが動き出してストーリーに絡んできているのでオモシロイです。今回このレビューが書きたくてダウンロード版を購入しました。元ネタは知っているのですが、所々忘れていた事もあり、この作品を読んで思い出しながら懐かしさも感じましたね。

合間に四コマ漫画もあり、全体的にほのぼのとした緩い日常を描いているので、まったり読めるのも良いです。ほのぼのとした素朴な絵柄で、ほっとする安定感があります。それで脱がされる男性陣が少し色気があるように描かれているのは気のせいでしょうか？w漫画の中にタキシードを着た仮面の男が出てくるのは私の黒歴史を刺激して心がざわざわしましたね。これからの作品も楽しみです

登場するキャラクターが多いですが、ごちゃごちゃせず読みやすく描かれていて良いです。今回はギャグもありますがシリアスもありたくさんの話がつめこまれ充実した内容になっています。が好きな方にお勧めします。今回も見逃せません！内容的にはどちらもそれほど萌えやお色気が前面に出ておらず、読む人を選ばないなという印象でした。相変わらず次回への引きがうまいので続きが気になって仕方ありません！

内容はイラストや漫画なのですが、本編を楽しんだ方であれば、確実に楽しめる内容の同人誌だと思います！ある意味一番らしい内容かもしれません。同人作品なだけあって、読者に色々と考えさせる実験的な演出や、商業作品では出来ない斬新な試みがところどころ見られて、他作品と差別化された独創性溢れるとても魅力的な作品でした。