死のボード

四コマは読みやすく本編を知らなくても楽しめましたし、ボリュームも十分でコスパも良いです。今回は自販機の前で話は進み、飲食物を目の当たりにしながらも買えない無一文を強調する場所設定もニクイですね。二人が結ばれて幸せでと言う結末が好きな人には、決して向かない。絵も丁寧に書かれているので、読んでいて楽しいと思います。その理由が結構深い感じで、なかなか印象に残りました。

その後、すったもんだあって客の少女は頭を叩かれてしまいますが、前よりちょっとだけ不幸体質が強くなったという程度。相も変わらずの二人です。「鬱」の一文字で距離を置いてしまいそうな方でもお勧めします。ネタばれしてもいけないので、簡単なレビユーにしておきます。読み終えた時に、癒される（ほっ……、はぁ……）という感じがじんわりと心に染み渡る。気持ちの移ろいや我が強い性格とのギャップが可愛らしいですね。

ほのぼのとした日常とちょっぴりえっちな展開が、コメディタッチに描かれています！太い線で描かれた、ほのぼの絵柄が好みの方にはお勧めです。たとえ今健康な人でも、本作を読めば、に逆に励まされることだろう。と言うジャンルが気になる人にも是非見て欲しい感動のラブストーリーである。マジ惚れる……！おすすめのお話は、です。ページも多くボリューム感もあり、タップリパラレルな4コマの世界を堪能出来ました♪

次回作はどんな漫画を描くのか今から楽しみです。価格的にもちょうどよく試して見るのもありです。作者さん的のもう少し下ネタ入るかと思いたましたが、そういったのも少なかったのですが純粋にネタの面白さがありました。の、どこか白くぼやけた空気がたっぷりと詰まった作品でした。大変ボリュームがあり、読み応え抜群でしたが、この作品は予想を上回る満足感です。