現実の壁

内容的にはどちらもそれほど萌えやお色気が前面に出ておらず、読む人を選ばないなという印象でした。ページも多くボリューム感もあり、タップリパラレルな4コマの世界を堪能出来ました♪キャラをかぶらせている感じなんですけど、ネタをそのままやるんじゃなくて、ノリを似せている雰囲気なんでそれがまたいい味が出てます。

恋愛感情としては片思い、相手の幸せを願う故の行動なのだろうという事が痛い程伝わって来た。次回作はどんな漫画を描くのか今から楽しみです。登場人物はどの作品もで少しロリ向けかとも思います。主人公とヒロインのキャラが個性的で愛着が湧きます。キャラクター個性を良くつかんでいて、キャラクタ―同士の掛け合いが面白く、絵が可愛くて、コマ割りなど、とても見やすく、良い作品だと思います。

予定調和的ではありますが、牧歌的で安心して読める作品です。確かにダメーな感じだけど、底抜けのお人よしっぷりが憎めません。妹が兄に素敵と言っているのも面白かったです。話の内容自体は、わりとよくある内容なんですが、何度読んでもしんみりとして、優しい気分になってしまいます。あやうく、PCにコーヒーを噴きかけるところでした。

作者のごくごく個人の主体性を前面にだしていますので、同人らしく趣味や（いい意味での）独りよがりが全開です。笑いが止まらなくてつらい。主人公も幼馴染もかわいすぎます。お得な価格で、ゆるりとした時間に浸りましょう。でも告白があったり、それでも今までの関係でいたり、好きなのに命の取り合いをするという不思議な心理描写は期待通りでした。二次創作の同人誌です。

私には伝わってきましたし、日々お疲れの皆様にお勧めしたい気持ちの一つがこれです。昔懐かしののパロディギャグマンガとのことですね。