スノードームの妖精

な作家さんが参加されているようです。作者さんが中に書かれている通り、登場作品全て合わせて雰囲気が素晴らしくて。そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、まさに青春まっさかりなシーンが続く。ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。

キャラも女子を中心に満遍なく出ているので、原作をご存知なら楽しめるかと。是非、このの物語をもっと書いて欲しいものである。ファンならとっくに手に入れていると思いますが、それでもオススメしたくなる作品！愛する人とかならずしも一緒になることだけが幸せではないという二人の愛の形には、と言うジャンルを超えた涙なくしては語れない結末である。

どれも明るくて生き生きとしたキャラクターばかりなので、ちょっとしたひと時に読みんでみては如何でしょうか。買っちゃったのは、好きだからというのはありますが、OPQモールが大好きなんですよね。作者らはかなり詳しいようで、一部玄人受けするテーマがありますが、巻末に解説がついています。買って損はしないと思います。ほのぼのとした日常とちょっぴりえっちな展開が、コメディタッチに描かれています！

古き良き？といいますか、電子版になっても感じる内容になっています。面白いのであっという間に読めてしまいます。話につながり自体はありませんが時間軸は共有しているようです。ある意味一番らしい内容かもしれません。はまったプレイヤーならうなづかずにいられない、そんなシーンがてんこもり！何より作者さんのに対する愛情を強く感じる作品ですね。

人情話が好きな人は、読んで損はないと思います。面白いだけでなく元の作品が気になるような内容で、とても惹かれました。