遊双六 23号

あの時の思い出が蘇ってきて、とても楽しくて笑えるギャグ本でした。こういう類の弱さをもった人は過剰に軽率な振る舞いや言動をして、本来とは異なる自分を演じたり、極端に内向的になったり、それが他人には不快な印象を与えることが多々あります。お話はシリアスですが、全体的に細い線で丁寧で、ツヤベタの画法で白黒のメリハリが効いた絵は非常に見易いです。

まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。登場人物はどの作品もで少しロリ向けかとも思います。セール中ということで、お試しで購入してみました。昔見たアニメの同人誌が目に止まり買っちゃいました。登場キャラも増え、世界に広がりが出た。すわ過失傷害かと思いきや、男性は立ち上がり、元気はつらつで去っていきます。

だからといって買わずに見過ごすにはモッタイナイ一冊であると個人的には思います。前書きと後書きに質問系、全体的にゆるい感じのコメントなど、廃れてしまった文化がぎっしり詰まっていて懐かしくなりました。女の子が可愛くてよかったです。表紙がパッと見でかわいかったので、セール中ということもあったのでササッと買いました。内容も知りたかったことが分かって楽しかったです。

直接的なエロは無いですが、技をかけられている時の苦悶の表情などは、十分にエロくて満足するものでした。物語を締めくくるのにふさわしいボリュームとなっています。作風さえ合えば、購入して損は無い内容かと思います。笑いが止まらなくてつらい。画力があり女の子は可愛いですが、全体的に素朴で目に心地いい絵柄ですね。友達のPSP画面を見せてもらうくらいでゲームは未プレイの筆者ですが、何気なくバックコーラスを口ずさむようになっていました。