Feel like doing

そして、いつもとは違いの季節という変わったシチュエーションを味わうことができました。これからの作品も楽しみですお手本の模倣から脱して自身のスタイルを徐々に見つけていく過程の記録のような作品です。作画面ではいつものように白黒がクッキリついた絵で見やすく、スラスラとあっという間に読み終えました。

正義の戦隊や悪の使者が次々と現れカオスな状態になっていくのが笑えました。作者さんが中に書かれている通り、登場作品全て合わせて雰囲気が素晴らしくて。相変わらず、キャラの肉体美がすごく好きな作品でこのシリーズは全て鑑賞しています。続きモノが好きなのでワクワク☆ドキドキしながら楽しませて頂いてます。シュールの極みです。

そのシリアスな部分も、決して暗いものではなく、むしろ清々しく、何とも爽やかなものです。原作は未読でしたが、この作品が気に入ってパロ元も読ませていただきました。シリアス有となっていますがコミカルなテイストが強い印象を受けました。あらためて読んでみても楽しかったし、満足です！どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。

元ネタ自体が懐かしいものなので、もしかしたら触れた事のない人もいるかもしれませんが、そんな人でも問題なく楽しめる作品になっています。手に取りやすい価格ですし元ネタに関心のある人は購入してみては如何でしょうか。あの時の思い出が蘇ってきて、とても楽しくて笑えるギャグ本でした。キャラの心情がわかりやすいので『あぁ、なるほど』と納得できた作品でした。をご存知の方は是非。ちょうどものの漫画が読みたくて、たまたま見かけて軽い気持ちで購入したのですが、予想以上に気に入りました。

上述のように解釈させていただきますと、作者様は執筆当時、自分を取り巻く環境や社会そのものに多大なストレスを覚えていたのかもしれませんね。