まいらび V

他の2人の登場人物の設定も、しっかりしていていますね。今作では上記の告白に見られるように「鬱」に重点を置いた結果と言えるでしょう。あらすじをみるとエロネタ満載かと思いきや、ギャグ満載の作品。あやうく、PCにコーヒーを噴きかけるところでした。

全体としては軽いノリで読みやすさ重視なのですが、それぞれのキャラの造型、掘り下げは深く、人情物としてうまくまとまっています。エロはないです。色々考えさせられる作品です。その昔、おもちゃ屋さんにアニメロボットのプラモデルを買いに行っていた頃、いつも商品陳列棚で異色のオーラを放っていたロボットのパッケージ。戦闘時も、メリ、ハリがきちんとしていて、何が起こっているか分からない、無駄な迫力だけの戦闘シーンにはなっておらず、きちんと、読者が戦闘の流れに付いて行け、それでも迫力を保った作りとなっています。

その心意気がメイドさん好きなんだなぁとほっこりしました！全体的なレベルは高いので、続きを読んで満足したいな、という気持ちにはなりました。一次っぽい感じのファンタジーゆるゆるキャラ漫画。最初、この作品に興味はあったのだが、なにぶん古い作品なのでどうしようか迷っていたけど、買って良かった！ちょっとお目にかかれない、ヒロインの表情や仕草が可愛いです。

スタイルの良いキャラクターが露出の多いコスチュームを着て、をしている、という事以上に色気がある絵だと思います。人間の言葉で会話してくれるのシリーズですね。危うく18禁の世界に足を踏み入れかけたところで我に返って平謝り。読み終えた時に、癒される（ほっ……、はぁ……）という感じがじんわりと心に染み渡る。ヒロインとのが面白いです。ギャグ要素が多く、テンポも良いのでめちゃくちゃ面白くてサクサク読めちゃいます。