すきるはんたぁてくにちゃん vol.3.5～ ラフ画集

770円で買いましたが、間違いなくそれ以上の価値のある内容です。登場するキャラクターが多いですが、ごちゃごちゃせず読みやすく描かれていて良いです。ギャグも原作への愛がありながらキレのあるもので、ページをまたぐ繰り返しネタもあります。すげーコレ。

短い内容ながらきちんとストーリー性もあります。萌え文化としてのメイド服がこんなに前から愛され続けているんだなぁと発売日を見て改めて感じましたwはまったプレイヤーならうなづかずにいられない、そんなシーンがてんこもり！もしあのままだったらどうなったのか、すごい気になります！キャラクターへの愛がある、を通り越してる気がします。

現代社会の闇の部分というかムリがたたった部分がモチーフのため、多くの人に読んでもらえれば社会全体としての理解も深まるのではないかと思います。真っ暗からだんだんと明るくなる、かっこよく、シリアス・バイオレンス・フェチ・コスチューム、そして個性的な絵柄のとても良い漫画です。ヒーリング絵本とでも言いましょうか。低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。ものが好き人でサンプル絵がいいと思った人は楽しめるとおもいます。

物語が益々盛り上がってきた感じで続きがどうなるか楽しみです。すごくセンスある線で上手いです。これ結構貴重な雰囲気だと思いますので気になる方はぜひ。わざでぱのファンなら必読、上記のサンプルとキーワードにビビッと来た方もお薦めです！絵が綺麗。ちょっとお目にかかれない、ヒロインの表情や仕草が可愛いです。作成当時の流行ネタを絡ませており、作者の遊び心もツボにハマりました。

特に、憧れの勇者様に出会えると夢見ている女の子のお話が王道コメディという感じがして面白かったです。