東方切絵巻～行灯～

独特のギャグセンスツボにきました。なんというか、全体的に「あたたかい」んですよね。やり込んだからこその弄る楽しさといいましょうか……「ああ、そうきたか」と思わずニヤリとしてしまう作品です。本編だけではなく、裏話とかを見るのが好きな方はぜひ！

ある意味一番らしい内容かもしれません。ネタバレしちゃいそうなのであえて多くは言いませんが、ファンの方必見の作品です。商業紙でも同人でも、を扱っているものは少ないので、とても貴重なものを見れた気がする。その少女の記憶が飛んで、時系列を少し巻き戻す形で本編が始まります。相も変わらずの二人です。

買って損かどうかは人それぞれだと思うが、自分は買って良かったと思っている。好きは是非購入検討すべきかと。あの時の思い出が蘇ってきて、とても楽しくて笑えるギャグ本でした。読み終えたあとも心に柔らかい感情を残してくれる作品です。変な出会いになっていたせいか爆笑してしまいました。マジ惚れる……！見たことがある！しかし、それでも面白さになんら劣ることはないいと確信しています。

まだこの物語を読んだ事が無い方は、先ず作者様HPのわさび抜きを読む事をおすすめ致します。シリアスな展開もありますが、暗さはなく爽やかな感じがあるので、暗めなストーリーが苦手な人にもおすすめです。話の内容自体は、わりとよくある内容なんですが、何度読んでもしんみりとして、優しい気分になってしまいます。この作品は、を題材にした物語が楽しめる漫画作品となっています。

それはともかく、絵に惚れた人は即！買いだと思います（ほんとに）。シナリオが非常にすばらしい作品なので。