Stand Up Gallery No.02

ところどころに出てくるちっちゃい妖精（？）が可愛いです。このシュールさは、レビューできません。サラサラの髪やメイド服のフリフリ感など、被写体の質感の描き分けに描き手の情熱を感じました。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。突っ走る展開です。全編通して大体がほのぼのな感じで、たまにちょっとシリアスというような構成です。

丁寧な書き込みが、物語の文章で語らず部分についても、空気感のようなものをかもし出し、すんなりと物語にはいっていくことができます。読み終えた時に、癒される（ほっ……、はぁ……）という感じがじんわりと心に染み渡る。イラストもかわいいですし、衣装もクオリティが高かったのでとても満足できる作品でした。マニアックでない、万人受けする萌え系絵柄でのが楽しめます。ただ可愛いだけじゃない、常識や偏見、そしてつがいに対する大きな愛が伝わる内容になっています。

単純に読んでいて面白い、そういう基本に忠実な作品を出せることは結局は作者の力量次第であるため、これほど素晴らしい作品に出会えたことに本当に嬉しい限りです。なんというか、本編よりおまけの歌のインパクトがすごすぎます！個人的に好みなのは4コマ漫画の方で、の話が面白いと感じました。汗が飛び散り、乳尻が揺れる、セクシーでハードなが楽しめます。主なネタはの特性やその技術的な背景です。これといって刺激的な事件が起こることはありませんが、みんなを幸せにしたいというヒロインの純粋な笑顔に癒されます。

原作知らなくても充分笑えます。いや……これは面白いですね。オリジナル設定ですが、テーマが一環して描かれていますし一般作ですがキチンとした作りになっていて好感度大です。買っちゃったのは、好きだからというのはありますが、Stand Up Galleryが大好きなんですよね。