七彩色

……可愛い。その後、勇者が目覚めた直後に大型モンスターのドラゴンが出てきます。「痒いところに手が届く」ように、「読者」の求める「ネタ」を全て網羅しているようです。若干コミカルな要素もありストーリーもしっかりしている。他のキャラもイイ感じにコワレています（*^_^*）

単純に読んでいて面白い、そういう基本に忠実な作品を出せることは結局は作者の力量次第であるため、これほど素晴らしい作品に出会えたことに本当に嬉しい限りです。を素材にして、ここまでエロくてうまいのは、ほとんど見たことがありません。電子マネーの残高が余ってて何か安くて面白そうな漫画とかはないかと探してたところ、たまたまこのシリーズが目に付いたので買ってみた次第です。原作を観た方なら特におすすめでしょう。

キャラクターそれぞれの能力などが詳しく技術されていたり、一問一答（質問コーナー）があって、ストーリー外でもたのしめます。どんなに殴られても、蹴られても、ちゃんと主人公は、言葉を伝えています。全体的なレベルは高いので、続きを読んで満足したいな、という気持ちにはなりました。ヒロインの何気ない仕草の一つ一つが妙にエロく、18禁ではないのに18禁ぽい雰囲気でドキドキしてしまいました。

一場面を切り出したようなイラストも和みました。内容的にはどちらもそれほど萌えやお色気が前面に出ておらず、読む人を選ばないなという印象でした。オチがいい。古き良き昭和の時代に描かれたかのような劇画調ペンタッチがもう最高！こんな面白すぎるギャグバトル漫画があったとは……ひょっとしたら、彼氏に「依存」することで精神の安定を保っているのかもしれませんし、作外では懊悩しているのかもしれません。

特に理由はなく、ただただ面白い中身で、主人公はいろいろなところに行って、皆に笑顔で迎えられ楽しい気分にさせてくれる作品ですね。愛をテーマにした感動的な話もありました。切なく甘い二人を堪能していただけます。