鉄道集2011年版

構成がキレイに収まっているので、どなたでも読みやすくなっています。合間に四コマ漫画もあり、全体的にほのぼのとした緩い日常を描いているので、まったり読めるのも良いです。……哀れ。内容は前半がキャラクターの顔見せで、後半がメインになっています。

なつかしのファンタジーRPGのパロディ同人誌ですね。続きを心から楽しみに待っております。ギャグ的には爆笑という感じではないのですが、鉄道集本部特有の後からジワジワ来る笑いが満載です。可愛い絵柄の女の子が、激しく、そして少しエッチに身体をぶつけ合って闘う作品を見たい方にお勧め。のギャグ本で、シリアスな部分はほとんどありません。

ヒロインが学園を征服しようと企み、いろんな策略を練ったりする話なんですが、その手段が微妙にセコくて終始ほのぼのとした展開。丁寧に描かれた背景や料理、海外ホームドラマを彷彿とさせるセリフ回し、と先の展開がわかっていても何度となく読み返したくなる作品です。特にすることもなくマッタリ、ほのぼのなギャグマンガなので多くの人が楽しめるかと思います。長いこと原作をやってないので懐かしさがこみ上げてきました。

キャラが結構いてて、それぞれが動き出してストーリーに絡んできているのでオモシロイです。はたから見ている分には、どこも悪いようには見えないのだから。その願いは、絶体絶命のピンチの際に叶えられることとなります。今回のヒロインは多重人格という設定で人格がコロコロと変わるのが面白いです。その後、勇者が目覚めた直後に大型モンスターのドラゴンが出てきます。

キャラクター同士の掛け合いが中心でテンポ良く、絵が可愛くて、コマ割りなど、とても見やすく、良い作品だと思います誰も傷つけることなく、安心して読める作品です。