東方淑女録 四

が好きな方は楽しめる作品だと思うので是非見てみてください。絵も独特ですが、上手いです。当初の目的である戦への参戦はまだまだ遠いようですが、このままあちこち寄り道しちゃってもいいんじゃね？って思わせます。それが精神疾患のつらいところである。続きモノが好きなのでワクワク☆ドキドキしながら楽しませて頂いてます。

価格的にもちょうどよく試して見るのもありです。キャラが結構いてて、それぞれが動き出してストーリーに絡んできているのでオモシロイです。今回の話は今までと違う印象を受けました。我慢できず買いました。……可愛い。……基本的に馬鹿だから、馬鹿なことをやって去っていくだけですけど。物語を締めくくるのにふさわしいボリュームとなっています。

元ネタがやや古いゲームですので、もし遊んだ経験があるのなら懐かしいと感じるかもしれません。絵のクオリティもなかなかで、読んでいて飽きません。絵的には背景がスッキリしており、シンプルで見やすくストーリーに集中して読める感じです。愛をテーマにした感動的な話もありました。買っちゃったのは、好きだからというのはありますが、きゅうび出版が大好きなんですよね。

特筆すべきは、作者さんの書かれるキャラクター！コスパを求めたい方にはぜひおすすめです。当時からのファンなら是非買いたい作品。ネタバレなのでこれ以上は秘密。絵が綺麗。今作では上記の告白に見られるように「鬱」に重点を置いた結果と言えるでしょう。不思議な力を持った少女が舞い込んできたがそれを温かく迎え入れる男というハートフルなストーリーでいいですね。

なんとなく依存に汚染された恋愛といった気がしました。順番にこだわらず気になったものから買ってみて問題ないと思われます。