ドリームアミューズメントパークへようこそ2

元ネタは知っているのですが、所々忘れていた事もあり、この作品を読んで思い出しながら懐かしさも感じましたね。濃厚なギャグの時間を楽しまれていかがでしょうか。小学、中学のころ、なにをするのが楽しかっただろうか。しかしそれでも評価が低くならないのは、作品そのものの価値のためだろう。

それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。元ネタは知りませんでしたが、ほのぼのとした内容で安心して読むことができました。一部の隊員が変態はいってて暴走しているところがある意味見所でもあります。お互いがようやくスタートラインを迎えたといえるエンディングでした。わかる人にはわかると思うのでお勧めしちゃいます！

そのコピー本によると作者様は映画を見たとの事でしたが……そのの絵の凄い事、すごいこと……。このサイトで初めて買った作品がこれで良かったと思います。コメントに困るのですがハッキリ言わせていただくと、内容としては地味ですね。でも、その地味さがすごいいい味を出してると思います。ネタバレしちゃいそうなのであえて多くは言いませんが、ファンの方必見の作品です。

ギャグ漫画と誤解されてしまいそうな作風ではありますが、その本質は主人公のありがちなダメ人間っぷりに共感性を訴えかけさせた上で、主人公（自分）を反面教師にして欲しいという啓蒙的な側面があるように思えてなりません。合間に四コマ漫画もあり、全体的にほのぼのとした緩い日常を描いているので、まったり読めるのも良いです。ちょっとしたどんでん返しが序盤にあり、そこからは一気に強引な展開でぐいぐい話が進んでいきます。本編のホラー要素を全部取っ払った笑える4コマ漫画ですw

前書きと後書きに質問系、全体的にゆるい感じのコメントなど、廃れてしまった文化がぎっしり詰まっていて懐かしくなりました。