100日後、100kgになる妹

作中の流れは大まかにとなります。最初に懐かしいと思ってしまったのは、どうなのでしょうね。（もう少し長くてもよかったかも？）　ファンタジー冒険風な出で立ちのパーティーにフォーカスを当てストーリー仕立てにもなっています。あらすじをみるとエロネタ満載かと思いきや、ギャグ満載の作品。

人物描写も秀逸でスキがありません！そして、全編ギャグなのでこのゲームが世代な人ももちろん、若い人まで楽しめると思います。もう一つの話があればもっとよかったと思います。笑わせていただきました。印刷して寝転がりながら読みたくなる、そんな一冊です。マニアックでない、万人受けする萌え系絵柄でのが楽しめます。

今までは走りのほか、登場キャラクターの顔と車見せもメインに描いてありましたが、今回は物語がいよいよ動き出した感じです。作画面でも白黒のクッキリとしたタッチに加え、トーンワークによる淡い濃淡が加わり画面の彩りが増しています。だけど　あの連想ゲームは　怒るでしょう。幸せに暮らしているはずの二人の仲が……ラヴラヴなだけに状況的に色々すれ違ってしまうのは悲しいものがあります。

ただ、メイド服がかわいくアレンジされたものなので、ごく一般的なメイド服が好きという方にはあわないかもです。キャラの心情がわかりやすいので『あぁ、なるほど』と納得できた作品でした。あと、即堕ちなので過程はありません。丁寧な書き込みが、物語の文章で語らず部分についても、空気感のようなものをかもし出し、すんなりと物語にはいっていくことができます。大爆笑するような内容ではありませんが、くすりと笑えるところもちゃんとあるので、ただシリアスなだけの話ではないです。

失礼ながら、お話はそれ程期待してなかったのですが、最近はお話も結構おもしろくなってきましたっ。という訳ではないですが、内容的にそれに近いものがあります。