第六駆のれでぃなあの娘にいろいろな下着をつけてもらいました。

当時からのファンなら是非買いたい作品。冒頭のマンガはとてもシリアスで緊張感あふれる会話と驚くべき結果が待っていました。表紙がパッと見でかわいかったので、セール中ということもあったのでササッと買いました。この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。

全体としては軽いノリで読みやすさ重視なのですが、それぞれのキャラの造型、掘り下げは深く、人情物としてうまくまとまっています。内容、絵、価格、どれをとっても納得できると思います。四コマの方は本当に楽しくてもっと続いて欲しいな、って思いました。次第に、そんな彼女の心のうちを何とか追いかけてみようと思うようになりました。すげーコレ。そして、全編ギャグなのでこのゲームが世代な人ももちろん、若い人まで楽しめると思います。

手に取りやすい価格ですし元ネタに関心のある人は購入してみては如何でしょうか。みんなを狙ってます。低価格にもかかわらず、ページ数がめちゃくちゃあります。今回この作品を購入したのは、作者のルーツが伺えるかな？という動機からです。なんというか、本編よりおまけの歌のインパクトがすごすぎます！関連作を読んでいないので若干よくわかんないとこもありました。

全体的に絵は丁寧です。ただ、メイド服がかわいくアレンジされたものなので、ごく一般的なメイド服が好きという方にはあわないかもです。面白い！ギャグあり、シリアスあり、隠語あり、鮮血あり……キャラも個性があり、見てて楽しいですね。だが、それで彼女が救われていくようにも見える。

萌え系漫画ではよく見る、下着としての機能を果たしてなさそうな（笑）小さなパンティ「スキャンティ」（ローレグ）へのこだわりを感じます。